胸の違和感と速い脈は期外収縮か発作性上室頻拍なのでしょうか?

10代/男性2025/10/23

先日、兄が救急搬送され付き添いで深夜4時頃まで病院におりました。その日の夜に胸が「キューッ」とする感覚がありましたが、以前から時折あったものより軽度で、脈の異常も伴わない症状が2回ほど出現した程度でした。
今回お伺いしたいのは以下の事案です。
翌日は睡眠リズムが乱れ、午前5時頃までベッドで横になって過ごしていましたが、その間にも一度「キューッ」とする症状がありました。ただし日常的によくある範囲のものと思い、様子を見ておりました。その後、胸に軽い違和感と軽度の痛みが生じ、同時に「ドクドクドク」と速い脈を感じましたが、2秒以内に治まり、その後は入眠できました。
程度については以下の背景の中で以前にもある程度で程度も軽い旧来のものと感じているのですが、感受性の問題からか少し不安なので質問させていただきました。

今回の症状が期外収縮によるものか、あるいは**発作性上室頻拍(PSVT)**なのか判断できず、ご相談させていただきます。
背景として、昨年度の公務員試験前後にストレスから動悸・胸痛・脈の乱れを自覚し、ホルター心電図を行いました。その際、国立循環器病センターで「房室ブロック(ウェンケバッハ型)」が見つかりましたが、自覚症状に対応するような悪性の不整脈はありませんでした。その後も時折ホルター心電図を受けようと思ったきっかけに似た症状はありましたが、一般的に誰にでも起こり得る範囲で、程度も以前より軽くなっています。今回のも旧来のもので程度も軽く深い心配はないものの、今後の進路に関わるため少し心配しています。
つきましては、以下の点をご教示いただけますと幸いです。
1.期外収縮と発作性上室頻拍の自覚症状の違いについて。
2.私は2歳時に自然閉鎖した心室中隔欠損の既往があります。来年から自衛隊幹部候補生として入校予定で、空挺など体力を要する部隊を志望しております。今回のような不整脈(期外収縮やPSVT)があった場合でも、選べる職種や進路に大きな影響はないと考えてよいでしょうか。
3.入校前に再度ホルター心電図を受けたいと考えておりますが、実施時期は来年2月頃(入校直前)で十分か、それとも早めに現時点で受けるべきかご助言いただきたいです。

1.期外収縮と発作性上室頻拍の自覚症状の違いについて。・・・
後者は最短でも1分以上持続が定義ですね。
2.私は2歳時に自然閉鎖した心室中隔欠損の既往があります。来年から自衛隊幹部候補生として入校予定で、空挺など体力を要する部隊を志望しております。今回のような不整脈(期外収縮やPSVT)があった場合でも、選べる職種や進路に大きな影響はないと考えてよいでしょうか。・・・
はい。220bpm以上、かつ、30秒以上持続しなければ医学的には大丈夫ですよ。視力等と同じで、自衛隊が採用するか否かの基準は、医学的基準とは必ずしも合致しないので、そちらにお問い合わせくださいませ。
3.入校前に再度ホルター心電図を受けたいと考えておりますが、実施時期は来年2月頃(入校直前)で十分か、それとも早めに現時点で受けるべきかご助言いただきたいです。・・・・
現状で生活に支障が無いなら、直前の最新データの方が良いでしょう。

1.期外収縮と発作性上室頻拍の自覚症状の違いについて。
→期外収縮は瞬間的で、発作性上室性頻拍は動悸がしばらく持続することが多いですが、
自覚症状だけで鑑別は難しいですね。

2.私は2歳時に自然閉鎖した心室中隔欠損の既往があります。来年から自衛隊幹部候補生として入校予定で、空挺など体力を要する部隊を志望しております。今回のような不整脈(期外収縮やPSVT)があった場合でも、選べる職種や進路に大きな影響はないと考えてよいでしょうか。
→制限はありませんね。大丈夫ですよ。

3.入校前に再度ホルター心電図を受けたいと考えておりますが、実施時期は来年2月頃(入校直前)で十分か、それとも早めに現時点で受けるべきかご助言いただきたいです。
→症状がないときのホルター心電図は意義が乏しいですね。心エコーで問題なければ携帯心電計は

実際に症状があるときに心電図をとらないと正確には判断はできませんが、2秒程度の症状ということから期外収縮を自覚された可能性が高いと考えます。

期外収縮であれば職業などの制限はありません。

2月でもいいですね。

一瞬の症状であれば期外収縮による症状かもしれませんね。
発作性上室性頻拍であれば少し持続すると思います。
心臓に器質的な異常のない期外収縮であれば生活に制限はありません。
発作性上室性頻拍の場合は日常に支障が出る場合もありますので治療を検討されるのがよいでしょう。
カテーテルアブレーションを行えば根治できる可能性があります。
現状、緊急性があるわけではないと思いますが症状を繰り返しているのであれば循環器内科で診察を受けておくとよいでしょう。早く原因がはっきりすればご自身も不安が払しょくできるのではないでしょうか。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。