食後に胃と背中が痛む、大腸がん肝転移の影響か?
50代女性 大腸がん多発肝転移で現在治療中です。
最近、腰が痛いため、痛み止めとしてロキソニンを飲んでいるという変化点があった上でのご相談です。
食事後や水分等を摂ったあと、胃が非常に痛くなります。また、胃の痛みに併せて、背中まで痛くなるような状況です。
この胃の痛みについて、
抗がん剤の副作用で口内炎ができており、あまり食事が取れない中でロキソニンを飲みすぎたせいで胃が荒れている
のかと思っているのですが、
肝臓の腫瘍が大きくなり、胃を圧迫している、という可能性はあるのでしょうか?
圧迫感があるわけではありません。
また、常時痛いわけではなく、何か食べたあとや飲んだあとに顕著に痛くなる状況です。
なお、寝転んだ際、仰向けより右に向いたほうが痛みが楽になります。
以上、よろしくお願いいたします。
胃の痛みでご心配のことと思われます
記載内容からはロキソニンによる胃や十二指腸の潰瘍性病変がある可能性を考慮します。
食事をした際には胃酸がでるのでその時にだけ痛くなることはあります
肝転移で痛い場合は肝臓の表面に転移巣がある時に痛くなります。一般的に胃を圧迫して痛くなることは少ないと思われます
御質問有難うございます。
相談者様の肝転移の状況は分かりませんが、肝腫瘍が大きくなって胃を圧迫している場合に胃痛として症状にあらわれる可能性はあります。ただ、この場合は圧迫感を伴っている筈であり、胃痛の原因は他にあるように思います。
ロキソニンによる胃粘膜障害もあり得ます。
担当医にご相談いただく事をお勧めします。
消化器外科医です。
実際の画像をなどを見ないとわかりません。
しかし肝転移はかなり大きくなっても、鈍痛程度はありますが、非常に痛くなるようなことはありません。
やはり胃炎、胃潰瘍、胃の動きの痛み、胆石などをまずは考えます。
腫瘍の大きさが分かりませんが、圧迫症状よりロキソニンによる胃腸障害を疑います。制酸剤などの胃薬があったほうがよいと思いますから主治医にご相談ください。