膠原病疑いで倦怠感、関節痛、微熱が続いています
10代膠原病疑いです
1か月くらい倦怠感が続き、たまに夕方の微熱(朝には下がる)や頭痛、膝や足首などの関節痛があります。湿疹はありません。
先日、膠原病内科で血液検査と尿検査をしたところ、抗ss-A抗体が37.8と高く、他にもAST67、ALT99、C反応性蛋白0.98、フェリチン181.1と高い状態でした。
ウイルスにかかった後の免疫反応と思われるので、しばらくすれば自然治癒すると思うと言われました。
次回受診で、再度血液検査と問診をしてから診断を確定するようですが、まだ倦怠感、関節痛、頭痛、たまに微熱があり、外出もままなりません。(何とか外出してもその後疲れがどっと出て頭が痛くなることが多いです)
このような状態が続くのはよくあることですか?
そして次回の受診まであと10日ありますが、それまでは市販の鎮痛薬などでやり過ごすしかないのでしょうか?
抗SS-A抗体が高めということですが、これはシェーグレン症候群や関節リウマチで高くなる場合があります。
ただこれだけで診断ができるということではなく、他の症状があるかどうかが重要になってきますし、
他にも疾患に特異的な血液検査の項目もあります。
痛みなどに対しては鎮痛剤の使用ということは多いですが、次回診察の際に症状が続いていればもう少し詳しい検査を行うということもあると思います。
抗SS-A抗体は自己抗体の中で最も多く検出される抗体のひとつで、シェーグレン症候群以外でも関節リウマチやSLEなどのさまざまな自己免疫疾患で陽性を示すことがある。一方、抗SS-B抗体はシェーグレン症候群に特異的であるとされますので
もう少し 深い検索が必要です。再診してお聞きください。お大事になさってください。
お話しからはEBウイルスなどのウイルス感染症のような印象です。
そのまま主治医の支持の下、治療と精査を継続してください。
不安のことと思います。膠原病のような経過を示すウイルス感染症としてパルボウイルス(リンゴ病)は鑑別に挙がります。抗SS-A抗体は特異性に欠くため、一概に膠原病とは言えないと思います。C反応性タンパクが上昇しない膠原病としてはSLE(全身性エリテマトーデス)はございます。10代での不明熱の代表格として高安病もございます。現在処方薬が皆無であれば、市販の鎮痛薬で対応するのもひとつです。
