潰瘍性大腸炎でレミケード治療中の発熱、炎症が治まるまで続く?
小学6年生の息子について相談させてください。
2年前に潰瘍性大腸炎の診断を受け、アサコールの投薬治療を受けていましたが、最近、悪化しレミケードの点滴を受けています。1回目9月19日、2回目9月26日、3回目10月17日で、
2回目のレミケードから、あまり改善が見られず、3回目を少し早めて投与してもらい、次回は様子を見てどうするかを決めるとのことでした。(レミケードが効かないと訴えた結果、イムランも処方されています。)
2回目が終わり、10月の頭ごろからたびたび、37.5度前後の発熱をしています。一度内科でカロナールと麻黄湯を処方してもらい、一旦は少し下がったのですが、数日でまた同じくらい熱が上がってしまいました。主治医に相談したところ、やはり、大腸の炎症から来るものだとのことでした。
一般論としてお伺いしたいのですが、この熱は、やはり炎症が治まるまでしばらく続くと考えた方がよろしいでしょうか?カロナール等の解熱剤で熱を下げてしまっても良いものでしょうか?
炎症が続く限り、この熱にも我慢させないといけないのでしょうか。
お答えいただけると幸いです。
実際の内視鏡画像の添付が無く、内視鏡所見の詳細も不明であり、記載内容だけでは病型分類も、重症度分類も分からず、潰瘍性大腸炎の再燃であるという診断根拠も、診断の信憑性も不明確であり、治療方針の是非も判断困難です。
あなたの求める一般論としては、仮に潰瘍性大腸炎の再燃である診断が正しいのであれば、内視鏡と臨床症状により現在の病型と重症度判定を行い、正確な病態評価に基づいて、適切な治療を選択して寛解導入を目指します。
なぜ抗TNFα抗体製剤の中で、ヒュミラ・シンポニーではなく、最も古いレミケードを選択したのか、小6の児童にイムランが適切なのか、慎重に検討すべきと考えます。
現在どのような医療機関か不明ですが、潰瘍性大腸炎の適切な診療を望まれるのであれば、正しい病態診断に基づいて、適切な寛解導入を行い、その後に維持療法に移行して安定した状況になるまでは炎症性腸疾患専門医の診療をお勧めします。
適切な寛解導入療法を行わなければ、病態が改善しないばかりか、発熱も治らず、増悪・複雑化・長期化させてしまうリスクがあります。
お大事にしてください。
その話だと,確かに腸の炎症が治まるまでは発熱が続くと思います
この熱は、やはり炎症が治まるまでしばらく続くと考えた方がよろしいでしょうか?カロナール等の解熱剤で熱を下げてしまっても良いものでしょうか?
→潰瘍性大腸炎の専門外来で内服調節を検討してもらうのがいいと思います。
やはり炎症が治まるまでしばらく続くと考えた方がよろしいでしょうか?とのことですが、潰瘍性大腸炎の薬もいろいろありますから、熱も考慮して、自分に合った薬を専門医に出していただくのがいいと思います
小さなお子さんのこと、ご心配なこととお察しいたします。大腸の炎症による発熱でしょう。カロナールで解熱して差し支えありません。ご安心ください。
