肺がん術後5年、経過観察を卒業してもよい?
48歳、女性です。
2019年12月に右肺上葉の切除をしました。病理の結果はALK、1Aで、追加治療はなく定期的に健診を受けています。
検査内容は、単純CT検査、その半年後に骨シンチと脳MRI検査を繰り返しています。
ちょうど去年の今頃、術後5年を迎えるに辺り、今後について主治医と話し合いましたが、あと数年経過観察をしていくと決め、4月に脳MRIと骨シンチ検査、先日単純CT検査を受けました。
来週、CTの結果を聞きに行きますが、異常がなかった場合、経過観察は終了した方がよいでしょうか?
何年も通院していたので卒業することの不安や被爆のリスクから別の病気にならないかという不安があるなか、なかなか決断ができないでいます。
ご意見を聞かせていただきたく、よろしくお願いいたします。
フォローは一般的には5年程度のことが多いと思います。5年後以降の再発の確率は減るからと言われています。その後、健診レントゲンで毎年確認する、に切り替えることもあります。完全にどこでも何もみてもらえなくなる、ではないでしょう。
その点も踏まえて主治医の先生と今後のご相談をなさってはいかがでしょうか。お大事になさってください。
ガイドラインでは5年のフォローでフォロー義務期間は終了するというイメージです。
つまり5年以降、再発する方はまれということです。
しかしゼロではないので、それ以降は患者様の希望で決めていることが多いです。
基本的にはガイドライン的にはフォロー終了ですが、ご心配であれば病院を応援する意味も込めて通院されてもいいかと思われます。
本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。