更年期で不眠症が悪化、長時間作用型のベンゾジアゼピン系が良いですか?

40代/女性2025/10/18

最近、更年期もあり、自律神経失調症の症状が顕著に出ており、のぼせなども酷い状況でホルモン補充療法も行っていますが、長年の不眠症も悪化しています。
10年ほどマイスリーをたまに飲んでいたのですが、2020年から急に効かなくなり、レンドルミンに変えました。しかし、2025年10月現在、レンドルミン一錠でも4、5時間しか眠れず、翌日のパフォーマンスが大きく下がり、困っています。
心療内科の先生にはデイビゴを処方されましたが効きません。昔、ロゼレムを飲みましたが一睡もできませんでした。やはりベンゾジアゼピン系で長時間効く別の薬を処方してもらうのが良いでしょうか?

ご心配のこととお察しいたします。
まず良眠を得るために、生活面で具体的に以下に示すようなポイントを実践されることをおすすめします。
・朝起きたらすぐに太陽に光を浴びる。
・寝る30分以内にパソコン、スマートフォンなどを操作しない。
・1日3食規則正しい食事をする。
・日中に適度な運動をする。
・夕方以降はカフェインの入った飲料などを摂取しない。
・温かいお風呂に入ったり、首や肩のストレッチをしたりする。
・昼寝をし過ぎない。
・娯楽などストレス解消の手段を見つける。
上記を実践頂いても不眠が改善しない場合は、クービビック、ベルソムラなど依存性のなく安全性の高い睡眠薬への変更をかかりつけ医によく相談されることをおすすめします。快方に向かうことを心よりお祈り申し上げます。

薬の変更は検討されてよいでしょうが、薬が効かなくなったのが耐性が生じたためなのかあるいは病状そのものの悪化によるものなのか見極めたうえで選択が必要です

 大変そうですね。
 睡眠前の気分なども含めて主治医と相談されても良いですね。
 

ホルモン補充療法をしても不眠が続く場合、睡眠薬の効き方に慣れや耐性が生じている可能性があります。ベンゾ系薬を増やすよりも、非ベンゾ系や睡眠リズムを整える薬、または複数の薬を少量ずつ組み合わせる方法もあります。医師と相談し、安全で長期的に使える方法を検討しましょう。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。