乳がん抗がん剤投与10日目のインフルワクチン、抗体はできますか?
乳がんでAC療法を4クール、ニューシスモス肺炎になり1ヶ月空けて、9月24日にパクリタキセル1回目を投与してきました。
毎回抗がん剤2日後にはジーラスタを打っています。
肺炎で1ヶ月休んでる間に、白血球やリンパ球数は普通の人の状態に戻りました。
その後、昨日の10月3日にインフルエンザワクチンを投与(子供のついで)してきました。
骨髄抑制の時期によっては、インフルワクチンの抗体ができないことがあると先程検索したら出てきました。
抗がん剤から10日目のインフルワクチンは抗体ができずに無駄になってしまうでしょうか?
主治医からは接種OKはいただきましたが、子供の病院のインフル投与枠がすぐ埋まってしまうため、予約に気を取られて確実な日程は伝えていませんでした。
白血球減少中かもしれない中でのワクチン、インフル抗体の今後の有無はどのようになるでしょうか?
あと、投与日および15時間経った翌日の今は平熱で元気もありますが、高熱や副作用が出るとしたらこれから影響してくるのでしょうか?
パクリタキセルは2週ごとにあと3回残っています。
子供は今月末に2回目のワクチン投与が残っています。
私の抗体が弱かった場合、追加摂取が必要かどうかも教えてください。
抗がん剤治療中のワクチン接種は、免疫の状態によって効果が変わることがあるため、とても気になりますよね。
パクリタキセルの投与から10日目でのインフルエンザワクチン接種についてですが、一般的には白血球数がある程度回復している時期であれば、抗体ができる可能性は十分にあるとされています。ジーラスタを使用されていることからも、白血球が急激に下がったままという状況はやや考えにくく、また前回の肺炎の際に免疫が戻っていたという経過も踏まえると、抗体が全くできないという可能性は高くないと思われます。ただし、抗体価がどれほど十分に上がるかについては個人差が大きく、明確に予測することは難しいのが現状です。
副反応に関しては、インフルエンザワクチンの副反応が出るとすれば通常は接種後24〜48時間以内に熱や倦怠感が出ることが多いです。今のところ平熱で体調も安定しているようですので、強い副作用が出る可能性は低いと考えられます。
抗体が弱かった場合の追加接種についてですが、インフルエンザワクチンは通常は年1回の接種であり、追加で打つかどうかは抗体検査をしてから判断されることが一般的です。ただ、現在の時点ではその必要性をすぐに考えるより、今後の体調や流行状況を見ながら慎重に考えていく形でよいと思います。
お子さんがワクチンを受けることで、家庭内感染のリスクを減らせる点も安心材料のひとつですので、今後の生活においても予防策をしっかり取りながらお過ごしいただければと思います。
どうかご無理なさらず、お大事になさってください。
癌治療を行っていてもインフルエンザの予防接種は可能です。予防接種を行っておくほうがメリットが高いでしょう。
予防接種自体が意味がないということはありません。抗がん剤投与後の副作用の出現状況は個人差もあります。
大人の場合は1回の接種でもそれなりの効果は得られますので基本的に追加接種はいらないと思いますが、2回の接種をしてはいけないというわけではありません。
主治医ともよく相談ください。
ジーラスターで
リンパ球数が回復しているのであれば、ちゃんとした免疫応答は期待できますので、抗体産生も誘導されると思います。無駄になることはありませんので、その点はご懸念不要かと思います。
ただニューモシスティスなどに感染履歴があることから、今後も化学療法継続中は、なるべく感染機会は避けて頂く方が無難かと思われます。
ご参考になさってください。
抗体ができるかどうかは白血球回復の状態次第です。投与10日目で白血球が普通に戻っていれば、抗体は期待できると思います。副反応は 接種後24〜48時間以内がピークです。今のところ平熱なら重症化リスクは低いでしょう。抗体が不十分な場合は 追加接種が可能と思います。どうかお大事になさってください。
ご記載の状況でしたら、無駄になってしまったことはないでしょう。
本日発熱など無いようでしたら、副反応のリスクはほとんどないでしょう。
追加接種については、不要かと思いますが、主治医と相談してみましょう。
ご相談ありがとうございました。抗がん剤で治療中でもワクチンの効果はあります。症状がなければ副作用はないと思いますよ。お大事になさってください。
ご心配でしょう。抗体は白血球やリンパ球数は普通の人の状態なら、問題ないと思います。また減少でもある程度は作成され、無駄ではないでしょう。
いいえ、記載の状況でも無駄にはなりません。重症化リスクが高い群なので、接種を強くオススメします。
抗がん剤から10日目のインフルワクチンは抗体ができずに無駄になってしまうでしょうか?
→そのようなことはありません。
白血球数が回復しているなら抗体は産生されると思います。追加接種は必要ないと思います。