中学生の娘、テニスで二の腕が痛い、練習を続けながらの対処法は?

10代/女性2025/10/12

中学生の娘ですが、2ヶ月ほど前からソフトテニスでラケットをふると二の腕が痛いといいます。今年の4月からクラブチームにはいり、毎日5分の素振り、週2回は練習してたまに試合にでている程度です。
整形にも連れていき、レントゲンでは異常なし、場所的にテニス肘ではないのでおそらく筋肉の炎症だろうとの診断を受けています。
長期で休ませれば治るのかもしれませんが、試合や練習があるためそうもいかず、マッサージやアイシングなど何か対処できる方法はあるのでしょうか。ラケットをふらなければ日常生活で痛みはないそうです。
ちなみに整形での電気治療や、家でのマッサージガンを使ってほぐすなども効果があるのか教えていただきたいです。

上腕骨外側上顆炎による肘関節の外側から前腕にかけての痛みなのだと思います。
上腕骨外側上顆炎、俗にテニス肘と言われる状態は手関節や手指の使いすぎで生じてきます。テニス競技者、卓球競技者に好発するのに加えて、PCを使用する際に常に手関節を背屈させてタイピングしていることから、SEやPC系事務職に好発する職業病のようなものでもあります。
手関節を伸ばす(反らせる)筋である前腕伸筋群は肘関節部の上腕骨外側上顆に付着しますが、使いすぎによりこの部分に牽引性の疲労性炎症が生じてきます。
基本的な対策として、手関節、手を使いすぎないようにすることが必要です。筋力トレーニング等の負荷をかける行為は逆効果になります。
肘を伸ばした状態で反対の手を使って手関節を手のひら側にストレッチしてみてください。前腕を小指側に回旋させながら行うと更に効果的です。即効性はありませんが繰り返し行なっていくことで症状の緩和に繋がると思います。
外側上顆の筋付着部に局所麻酔剤とステロイド 剤を混合した注射を行うと症状の緩和に繋がることがあります。難治性の場合には手術が行われることもあります。
MRI検査を施行する病勢の程度がわかります。

炎症が起こっているのかどうか、
エコーや場合によってMRIでも確認していただくと良いと思います。消炎鎮痛剤、超音波などは炎症が取れて改善も得られるということはあります。

ご相談内容からは、筋肉痛及び筋腱付着部炎などの可能性が高いかと思います。充分なウォーミングアップ、ストレッチが重要です。最低15分以上はなさって下さい。

基本的には安静が必要と考えます。
必要に応じて物療などを受けられるといいと思います。

痛みがあるうちはその部位を酷使していることになり、症状が長期的に悪化して回復しない可能性はあるでしょう。
炎症に対しての治療の基本は安静になります。
スポーツに詳しい整形外科で相談されることをおすすめします。
おそらく筋力量に比べてラケットを振る動作の筋肉へのストレスが多いのかと思います。

整形での電気治療や、家でのマッサージガンを使ってほぐすなども効果があるのか
>効果があるというよりは悪化するリスクがあるでしょう。
そもそも電気治療はリハビリの補助的役割であってそれが中心とはならないですし、どちらも筋肉に負担をかけるので治りかけた筋肉を再び傷つけるようなものです。

お大事にされてくださいね。

ご記載の状況でしたら、まずは安静が必要と思いますよ。
主治医の許可が出れば、しっかりとストレッチも行って、少ない活動量から再開してみましょう。

基本的には局所の安静と冷湿布で経過をみることになると思いますが、長引くようであれば、スポーツドクターのいる施設の受診をされるとよいと思います。

そちらも運動することで、痛みが出るならそのような動作は控えておくと言うことになります
コーチにフォームの修正等検討してもらうとか、サポーターの着用等は検討ください

基本的に安静が第一でしょう。痛みが出ないようにフォームなどの修正が必要かもしれませんね。

整形外科を受診して筋肉の炎症と診断されているならやはり安静が第一と思います。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。