2歳6ヶ月、歩くのが不安定。これは発達の個人差?
2歳6ヶ月の男の子ですが、歩くのが不安定です。
1ヶ月早く生まれたこともあり成長はゆっくりだろうとは言われていましたが、それにしても歩くのがなかなか安定せず心配しています。
言葉や物事の覚えは問題なく、むしろ他の子より早いのではと思っています。
整形外科にてレントゲンで診てもらったのですが異常は見られず、様子見という診断結果でした。
これは発達の個人差と捉え、様子見のままでも大丈夫なのでしょうか。
別の病院で診てもらった方が良いでしょうか。
レントゲンで骨や関節に異常がなく、言語や認知発達も順調なら、多くは発達の個人差や筋力・バランス感覚の未熟さによる歩行の不安定さです。早産児では筋緊張や体幹バランスの発達がややゆっくりなことがあります。
普段の生活で転倒が多い、走ると極端に不安定、片足立ちができないなどが続く場合は、小児神経科などで筋緊張や協調運動の評価を受けると良いと思います。
遊びの中で歩く・登るなど体を動かす機会を増やし、3歳頃の姿勢や歩き方の変化を見守っても良いでしょう。
ご心配のことと思います。言語や認知の発達に問題がなく、整形外科での異常もないとのことでしたら、多くは体幹やバランス感覚の発達の個人差によることが多いです。ただし、転びやすさが続く、走ると特に不安定、筋力の弱さが気になるなどがある場合は、小児神経科で筋緊張や協調運動の評価を受けておくと安心です。必要に応じて理学療法なども検討されることがあります。
歩き方がどのように不安定か、よく転ぶのか、歩く以外に力が弱そうか、などによって考えることが変わると思われます。
小児神経科でいちど診ていただくとよいでしょう。
実際に診察してみないとわからないことが多いですので、一度小児神経科に受診されるのが最も安心だと思いますよ。
病気ではないとしてもリハビリのようなことをした方がお子さんの利益になるかもしれませんので,小児専門の整形外科で一度見ていただいてはいかがでしょう