3歳半の子供が突然どもり始めましたが、激しく叱責したストレスが原因でしょうか
3歳半、数日前頃突然、どもっている事に気が付き、翌日保育園登園時に先生に伝えました。迎えに行った際先生にも、「先週は気にならなかったけど確かに今日は凄く気になりました。」と言われました。先週まではおしゃべりも上手に出来ていて、むしろよく喋る方で、何も問題ありませんでした。
思い返してみれば数日前に激しい兄弟喧嘩をした際私が兄をかなり激しく叱責し、その時私を真似してかなり声を荒げていて、興奮させてしまいました。普段からかなりきつくしつけ、よく怒鳴ってしまっていて、その事で感情が処理できなくなってしまったのか、脳に何か影響があり、突然どもるようになってしまったのか、自分を責め続けています。
このまま吃音が残ってしまうのか、もっと酷くなったらどうしようと登園もさせられていません。
これまで流暢に話していたのに突然の吃音はストレスや脳の影響が大きいのでしょうか。
治っていく可能性はありますか。
突然どもりが見られる場合、多くは発達性吃音と呼ばれる一時的なもので、言葉の発達が急に進む時期によく起こります。
脳に障害が生じたわけではなく、ストレスや一時的な興奮がきっかけとなることはありますが、それ自体で吃音を固定させることはほとんどありません。責任を感じる必要はありません。
本人が話す時に焦らせたり言い直させたりせず、ゆったり聞いてあげることです。多くの子は半年から1年ほどで自然に改善します。ご不安があれば小児科や市町村の言語聴覚士の相談窓口に早めに相談すると安心かと思います。
吃音は、精神的な緊張が悪化要因になります。
今回の兄弟喧嘩がきっかけになったのは間違いなさそうです。
吃音の対応としては、本人に指摘しない、訂正しない、見守る、というのが原則です。
受診したりすると、余計本人に意識させることにもなりかねませんので、何もせず見守るのが今の時点では良いと思います。
3歳という年齢であれば、治る可能性が高いと思いますよ。
もちろん、一時的なことで3歳児によくあることです
心配せずに、お母さんは優しく、ゆっくり話しかけるように努力いたしましょう
深呼吸をして、ご自身が笑顔で構えていきましょう
治りますので、心配はしないことです
言葉が巧みな子ほど、このようなことがよくあります
子どものこころの専門医です。発達障害を多く診ています。
この時期の一時的な吃音は割とあることですが、普段のしつけで怒鳴るのは勧めませんよ。だってそれ、「相手にいう事を聞かせるためには、威嚇・恫喝すればいい」と教えてる事になりますから。
脳の問題という可能性は考えにくいのではないかと思います。ストレスなどに伴う一時的なものと考えてもらっていいのではないかと思います。
