肺気腫による高二酸化炭素血症、NPPV離脱後、CO2値はどうなる?

70代以上/男性2025/10/21

70代で、肺気腫による高二酸化炭素血症で入院時. CO2が100ほど、PH7.2の患者が、NPPVを1週間して CO2が70前後、PH正常となり、NPPV離脱をした。
今は鼻カニューレをつけ、病院食も食べられる状況。
NPPV利用時でも70前後の CO2が今、鼻カニューレのみとなり、横ばいとなるのか、あるいは装着が身軽になり下がるのか、あるいは上昇するのが普通なのか。
CO2の管理はせず、O2の値に問題はないそうだが、高二酸化炭素血症の状況に変わりないなら、今後どうなるのかを知りたい。

一旦離脱できたとしても不安定であることにかわりはないので、再度悪化してしまう方もいます。もちろん離脱できる方もいますので、まずはモニターをして状況を確認していく必要があります。不安定であれば夜間を中心にNPPVを装着しながら、離脱できる時間を増やしていくという方法をとることもありますし、状況に応じて対応していくことになります。

総合内科専門医です。御心配の事と思います。

CO2が100もあったのであればナルコーシスになっていた可能性はあります。
ただ70程度で意識が大丈夫であれば、元々CO2が高い状態で生きているのでしょう。
今後また肺が悪くなればCO2がたまるかもしれませんが、現状は70でも普通にある程度しているのであればCO2は許容でもいいかと思います。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。