30代の倒乱視、ペルーシド角膜辺縁変性の発症リスクは高い?

30代/女性2025/10/20

強い乱視かつ、若年層には珍しい倒乱視と言われ角膜疾患が今後発症しないか不安があります。いくつかご質問させてください。

現在30歳/視力-1.5 倒乱視 右:-1.75 左:-2.00
22歳の頃/視力-0.75 倒乱視 右:-0.75 左:-1.25

・若年層で倒乱視は異常なのか、生まれつき体質の問題ということもあるのでしょうか。

・倒乱視に多く、発症が30代以降に多いというペルーシド角膜辺縁変性が特に心配です。稀な疾患とのことですが私の状態だと発症の可能性はとても高くなるのでしょうか(精密検査やトポグラフィーを受けられる眼科が私の住んでいる地方にないため分かる範囲内で教えていただけると嬉しいです)

・倒乱視は、加齢によって進むと聞いたのですが私の場合はすでに倒乱視があるので、今後年齢を重ねるごとにどんどん天井なしに数値が上がってしまうということでしょうか。

お手数おかけしますが、ご回答いただけたら嬉しいです。宜しくお願いいたします。

乱視は元々生まれつきのことが多いと思います。

倒乱視が珍しいといっても必ずしも特に病気を疑うとは限らないです。特に他の目の病気を言われていなければ、視力も出ていれば心配ないのではと思います。
心配されている病気が不正乱視が出てしまい、メガネで矯正しても視力が出にくくなると思います。

乱視自体もまだそこまで強い様では無いようですし、今後変化はあるかもしれませんが、視力が出ていればあまり心配されなくても良いのではと思います。

・若年層で倒乱視は異常なのか、生まれつき体質の問題ということもあるのでしょうか。
→異常ではありません。そう珍しくもないです。

・倒乱視に多く、発症が30代以降に多いというペルーシド角膜辺縁変性が特に心配です。稀な疾患とのことですが私の状態だと発症の可能性はとても高くなるのでしょうか(精密検査やトポグラフィーを受けられる眼科が私の住んでいる地方にないため分かる範囲内で教えていただけると嬉しいです)
→特に疑うことはないと思います。

・倒乱視は、加齢によって進むと聞いたのですが私の場合はすでに倒乱視があるので、今後年齢を重ねるごとにどんどん天井なしに数値が上がってしまうということでしょうか。
→人によりますので、誰にも予測できないことになります。

回答を補足します。若い人で倒乱視は少数派ですが10人に一人くらいはあります。乱視度数の検査は結構誤差があって、±0.5程度は測定の度に変わるので、あまり心配しなくて良いです。瞼の位置とか目を動かす力(無意識でも数十グラム)の入れ方でも変わるので、何回か平均しないと無意味です。眼鏡店などで「老乱視が…」と言うのは、乱視分の入ったレンズの価格が高いせいもあります。「ぺ…変性」は大変珍しい(私は50年眼科で見たことない)異常で、倒乱視だからといって心配する必要はありません。多分、貴女は50歳くらいの時にもう少し倒乱視が増えるかもしれませんが、レンズ代が数千円変わるかどうか程度の話だと思います。

 

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。